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箱根周回・椿ラインヒルクライムへ行ってきました [ASATのロードバイク日記]

2020年2月15日(土)天気は[晴れ]

昨日14日はバレンタインですが、ツール最強のクライマー!マルコ・パンター二の命日。
亡くなってから16年、影が暗躍していた時代、利用され、犠牲になったことが本当に残念。
あれから自転車は更に進化し、ルールも強化されましたが・・・

さらにホビークライマーの頂上「Mt富士ヒルクライム」の優先エントリーも開始!ASATも権利を得ているので、もちろんエントリーしました。
今年はJプロツアーも同時に行われるので、プロアマの一騎打ち!事実上クライマー日本一決定戦になりました。
でも、Jプロツアーの選手の皆さんはタフですね!同じ6月にスバルラインとあざみライン、二つの富士ヒルクライムをするのですから!プロも大変ですね。。。

Mt富士もエントリーしたことですし、練習強度の問題もあるので、Mt富士のコースと似ていると言われる県道75号線湯河原箱根仙石原線 通称「椿ライン」へ下見ライドへ行ってみました。

昨日の夜に降った雨で路面がウェット、湿度が高いから乾きが遅く、少し出発時間を遅らせました。
当初、小田原まで車載で移動することも考えましたが、小田原は梅祭りで渋滞が予想されます。
なので、今回は自走で行くことに決定!折角なので長尾峠にも足を延ばす予定で、山岳コース山盛りプランです。

小田原までは、いつもの定番コースなので割愛、大磯と小田原のセブンで休憩&補給。
早川口を左折し、国道135号に入り、真鶴を越えます。
ペースを抑えて、足を温存したつもりですが、自然と足を入れていたようで・・・これが後で効いてくるとは(泣)

湯河原(千歳橋)に到着!ここまで走行距離は60km、やはり小田原~湯河原は、交通量も多く、そこそこのアップダウンがあるので、考えないと駄目ですね。

本来のTTスタートは湯河原駅近くのコンビニなんですが、今回は海抜0mからスタートしたかったので、千歳川の河口にある千歳橋からです。(写真は隣の海浜公園)
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さて、いよいよ椿ラインに入ります。
椿ラインのスペックは、全長20km 平均勾配5.5% 最大勾配11% 関東でも最長クラスのヒルクライムコースです。

湯河原温泉街を抜けて行くのですが、実は勾配がきついのは温泉街!道路も広く走りやすいのですが、直登的なコースで結構精神的にやられます。
なお、湯河原温泉から先では補給が出来ません!事前に準備したほうがいいです。(特に夏場)

アーム&レッグカバーを装着していますが、暑くて息苦しくなったので不動滝で停止、カバーを外して夏モード(!)ついでに不動滝を見学「(爆)
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滝の横にもあるのですが、千歳川沿いに数多くの源泉があり、湯河原温泉の湯量の多さを感じることが出来ます。
日帰り温泉もあるので、ライド計画に入れてもいいですね。

7~10%の勾配が続く温泉街を抜けると、いよいよ椿ラインへ。
椿ラインに入ると、勾配3%前後の気持ちがいい道になります。
勾配が緩いとは言え、道がいいので知らず知らずに勾配8%だったり、ヘアピンだったりと変化が激しく、攻め方によっては結構足に効いてきます。

森林帯を抜けると椿台に到着、ここは駐車場もあり、眺めが本当にいいところ。
この先に源頼朝が石橋合戦に負けて、身を隠したと言われる「しとどの巌」があり、またこの周辺は石仏信仰などの場所なので、ちょっと霊的な雰囲気?がある場所です。
ここまで調子よく走ってきたASATもちょっと寄り道し、素晴らしい眺めを堪能したのですが、これが裏目に・・・・

椿台からレーダードームまでは、少々きつい区間があり、ここで太ももに違和感が出てきて、足を回すことがきつくなり、呼吸が乱れてきました。
レーダードームを通過した後、失速したので停車・・・・ついでに写真を。。。
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樹林帯を抜けたので、気持ちがいい道風景!ゴールの大観山まではあとわずか!
気持を切り替え、足も回復したので一気にゴールへ。

こうして、標高1011mの大観山に到着しました
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昨年の箱根ヒルクライムの時は霧の中でしたが、今日はしっかり富士山が見え、素晴らしい景色が広がっていました。
ゴールして、この景色がドーンと広がると、本当に感動しますよね。
富士山、箱根、天城の山々と相模湾、360度パノラマがここにはありました。

気温9度、半そでジャージにレーパン姿のASATは、季節逆転の注目の嵐(写真参照)。。。
とは言っても、寒いので大急ぎで防寒ウェアを着込みました。

休憩後、時間が押していることもあり、長尾峠をあきらめて旧街道又は国道1号を下り、小田原へ向かうコースに変更!寒さに耐えながら芦ノ湖までダウンヒル。。。

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芦ノ湖に着いて、この写真を撮影するためにロードバイクから降りた瞬間!両足攣るトラブル発生!身動きが取れなくなり、やばい状態・・・周りには多くの観光客!気が付かれないように、そーっと足を動かし、どうにかなりました。
もしサングラスやマスクをしてなければ、そりゃぁ~凄い形相になっていたでしょうから、大変なことになっていたかもしれませんね。

ただ、足の回復が遅く、ペダリングが出来ないので、少し歩いて筋肉をほぐすことにしました。
そこで、箱根関所は自転車で通れることを思い出し、行ってみることに!
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資料館や関所内には入れませんが、自転車の通行は問題なく、ちょっと新鮮な感じでした。
江戸時代は馬を引き、現代は自転車を引いて通過!もちろん通行手形もいりません。

さて、足も動き出したので、元箱根から登り返し、畑宿口から旧街道に入りダウンヒル開始です。
お玉が池を通過した先にある「甘酒茶屋」で補給休憩。
202002155.png

暖かい甘酒と磯辺で体も温まり復活!疲れた足も大きく回復してきましたので、問題なくダウンヒルが出来そうです。
旧街道は最大勾配15%平均勾配6.6%の屈指のヒルクライムコース!それを下るんですから、体力も集中力も使います。

追い込み坂、猿すべり坂、そして七曲り・・・急勾配とヘアピンコーナーを安全にクリアしていきます。
旧街道は交通量が少ないので、ヒルクライムもダウンヒルも走りやすいですね。
以前、国道1号線をクライムし、今回は椿ラインでしたから、残るは旧街道クライム・・・これは、覚悟を決めてからチャレンジしたい!箱根ヒルクライムの練習にはいいかもしれませんが。。

無事に三枚橋まで降り、国道1号と合流、早川口に戻ったところで箱根周回は終了。
あとは、いつものコースでも戻るだけ!「足もきついのでゆっくり帰ろう」と思っていたのですが、後ろにローディーが着くと、自然とペースが上がり・・・気が付けば大磯。。。
「これはヤバい」と思い、コンビニに避難(爆)おかげで自己新区間が多数。。。。

足は回って回っていますが、トルクが掛からない感じ!回っているうちがチャンスなので、国道135号~引地川・境川を一気に走り、無事に帰宅しました。

<走行データー>
走行距離155.01km 走行時間6時間46分56秒 平均速度22.9km/h 最高速度55.4km/h 平均心拍数145bpm 最高心拍数196bpm 平均ケイデンス82rpm 最高ケイデンス163rpm 獲得標高1427m 消費カロリー2856kcal 平均パワー117w 最高パワー657W TSS521.8 運動量2856kj

<椿ライン ヒルクライムデーター>
走行距離19.66km 走行時間1時間22分50秒 平均速度14.2km/h 最高速度24.1km/h 平均心拍数175bpm 最高心拍数196bpm 平均ケイデンス80rpm 最高ケイデンス119rpm 獲得標高947m 消費カロリー925kcal 平均パワー186w 最高パワー411W 



椿ライン、いい練習コースだと思いました。
路面も良く、勾配変化やコーナーもいい感じですが、自走で来るにはちょっと厳しい所でした。
ゆっくり淡々と登るのであれば楽しいコースですが、練習となると足に来るなかなかのコースに化けます。
よく「初心者でも上がれる」とか「ヒルクライム入門」と書いていますが、距離も長く、緩くなる勾配に騙されることを考えると、やはり中級以上のコースかと思います。

次回、練習に来るときは小田原まで車載し、湯河原まではアップ区間として、練習したいと思いました。

最高気温が17度と、季節外れの暖かさとなったので椿ラインの出撃が決まったのですが、デイバックに防寒ジャケット、着替えのTシャツ、防寒グローブ、そしてモバイルバッテリーを持ち込みました。(シューズカバーも!タオルもありましたが、これは日帰り温泉に寄った時用です)
暖かいとは言え、ダウンヒルは極寒!まだまだ冬真っ盛りです。

さて、明日は残念ながら雨予報。。。。
なので、ロードバイクのメンテナンス&ローラー台で回復走を考えています。



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