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ロシアリクガメの『しゃちょー』のこと① [ASATのリクガメライフ]

2020年12月2日(水)天気は[曇り][雨]


先日お向かいしたロシアリクガメこと「しゃちょー」ですが、いくつかの不安要素があるものの、なんとか手探りでやっております。

暇さえあれば、飼育関連の書物や学術書、ネットで勉強をする日々。。。
ロシアリクガメ(ヨツユビリクガメ)は良く「飼育しやすいリクガメ」と書いてあります。
これに騙されてはいけません!他のリクガメに比べて飼育する条件の幅が広い!と言う意味で、知識が無くても簡単に飼えるという意味ではありません。

他の動物でも同様ですが、簡単に飼える動物なんて居ません!このところを勘違いしないでほしいですね。

さて、我が家のしゃちょーの話。。。
毎朝、出勤前にお食事の準備と水の交換、バスキングスポットに移動させ体温を上げる、糞などのチェックとケージ内の温度チェック・・・これを済ませてから、ASATの朝食の準備。。。
かなりの忙しさです(焦)なぜ、朝に行うか?これにもしっかりとした理由があるんです。
リクガメをはじめとする爬虫類は変温動物、体の温度を上げる必要があります。
昼行性のリクガメは、体温を上げて消化を促進させる必要があり、消化する時間が長いのもリクガメの特徴なので、午前中に食事を済ませ、午後はゆっくり消化をする。
夕方に食事をさせると、夜はケージ内の温度を下げる(温度勾配)ので、体温低下で消化不良が起こり、下痢や便秘などが起こりやすくなるんです。

さて、その食事ですが、基本的に小松菜やチンゲン菜、サニーレタス、春菊などを中心に、タンポポやハコベ、リンゴなどを混ぜ、栄養のバランスをとり、補助として人工フート、カルシウム&ミネラルパウダーを少量ふりかけ、いろいろバリエーションをつけて、飽きない様にしています。
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床材はウッドチップを5cmほどの厚さで敷き、爪を研ぐために溶岩プレートを2枚、水入れとシェルターを設置、バスキングライト&保温球はタイマーで照射時間をコントロール、セラミックヒーター(ダントツ)で夜間の温度を保つ、こんな感じのセッティングです。
設定温度はバスキングスポットで35度、それ以外は30度(日中)25度(夜間)と、ケージ内に温度勾配を作っています。

ここまでが基本的な飼育の話。。。
さらに書くと。。。。

ロシアリクガメはカメ目リクガメ科ヨツユビリクガメ属に分類されるカメの仲間。
生息域はロシアや中国、西アジアと広く分布しており、草原や砂漠地帯を好んでいます。

別名でヨツユビリクガメやホルスフィールドリクガメと呼ばれています。
通常のカメは前足の指の数が5本ありますが、ヨツユビリクガメは名前の通り4本しか指がありません。
足の形はシャベルのようになっていて、砂の穴を深く掘るのが大得意!野外飼育では穴を掘って脱走することも。。

甲羅の形は比較的平べったく、周囲は丸みを帯び、模様はオレンジ色をベースに黒色の斑点が入っています。

12月2日現在、しゃちょーの身体測定をしました
測定結果は、背甲長64mm、背甲幅63mm、体重は67gでした。
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まだまだ生まれて半年の赤ちゃんなんですよ。。。
少し食べムラがありますが、良く寝る赤ちゃん(睡眠時間は20時間です)なので、大きくなるのを楽しみにしています。


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コメント 2

らしゅえいむ

体重測定のお写真が
かっわいい~ ♪
by らしゅえいむ (2020-12-12 02:44) 

ASAT

らしゅえいむさま

コメントありがとうございます。
グラムや背甲長だけでは、大きさが分かりずらいですからね。
まだまだ、生まれて半年の赤ちゃんなんです(笑)
by ASAT (2020-12-21 20:03) 

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