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ロシアリクガメ『しゃちょー』のこと⑮ [ASATのリクガメライフ]

2021年6月13日(日)天気は[晴れ]

あまり書きませんでしたが、先日ニシキヘビが話題になっていました。
超近所なので、マスコミや野次馬、調子に乗ったお年寄り、手柄を上げようと100均の虫取り網片手に来た素人・・・賑やかでしたが、今は静かな住宅地に戻っています。

本当に無事に見つかって良かったと思っています。
屋根裏でジッと待っていてくれていたと思うと、本当にいい子だったんですね。
飼い主が3年間大事に飼養し、ここまで育てたのに傲慢と言うか、慣れと言うか、一瞬ですべてを失ったことは非常に残念です。

ただ、ここで言わせてください。
爬虫類は「ジッと気配を消して、身を隠し、危険(人間)が通りすぎるのを待っています」
よく「向こうから襲ってきた!」とおバカなTVなどで行っていますが、正直に言って襲ってきたのではなく、そこに隠れていたことを気が付かず、接近したことにより、防御行動になった!」ってことでしょう。
そこに隠れていることに気が付かない=人間が間抜け!命の危機感が無いからボーっと生きている
と言うことなんですね。
爬虫類は刺激さえしなければ襲ってくることは少なく、逆に逃げます。

では、野犬、野良猫はどうなるのでしょう。
人間不信になった犬猫は「自ら襲ってきます!噛みつき怪我をさせます」
犬歯を持つ口で、甘噛みではなく本気噛みされたら、大けが間違いなし、動脈をやられ亡くなったっ方もいます。(先日、私も飼い犬(リード付)に噛まれました!飼い主の不始末が原因です)
SNSを見ても「居なくなりました」「探してください」「見つけたらご連絡ください」の書き込みはとんでもない数です。

逃げた爬虫類数よりも、逃げて野良と化した犬猫の数の方が圧倒的に多いです。
それでも犬猫が話題に上がらないのは、見た目からでしょうか?
「犬猫は安全でかわいいから」神話から、臭い物には蓋をしているのでしょうか。
わが子は大丈夫と慢心することなく、我が家は大丈夫だろうか?わが子が逃げたらどうしようか?
批判や持論を展開する前に、今一度自分自身を見直すきっかけとなるはずです。

犬猫を飼う人も、爬虫類を飼う人も、魚を飼う人も、みんなわが子を愛していることは同じなんです。
もし立場が逆転したら・・・あなたはどうしますか?

さて、しゃちょーのこと!!

3回目の点滴注射後のご飯は
小松菜、チンゲン菜、水菜、フリルレタス、明日葉、つるむらさき、キャベツ、サニーレタス、ラディッシュの芽、空心菜の芽、オクラの芽、ダイコンの葉、カブの葉、ミニトマト、ギブリ、トータフード、マズリ、スペフー、レプラーゼ、レプチゾル
を組み合わせてメニューを作り、前夜の台所で野菜をカットしています。

スプラウトにオクラが登場!しゃちょー、最初の一口目で?????????
数分固まってました!多分大好きな空心菜の芽と思ったのでしょう、表情が「なんだこれ?」て顔でしたから(爆)
ギブリは多いときで5個、少ないときで2個と言ったところ、野菜を少し食べていますので、いい感じです。
それよりも、一か月前は一切見向きもせず、口先に置いてやっと食べる程度でしたから、自主的に食べてくれて、量も少しづつですが増えてきているのは嬉しい。
体重も69gまで復活!今まで書きませんでしたが、偏食が酷かった1ヶ月前の体重は60gだったんです。
74gだった体重が60gまで痩せてしまい、かなり危険な状況でした。
それが、1ヶ月で9グラムまで回復、そして成長線まで!!ようやくようやくここまできました。

初夏を迎え、気温も上がりだしエアコン稼働したら、新しい問題が出ました!それは「湿度」
エアコンの除湿機能で湿度が大幅に落ち、55%以上をキープするのが難しくなりました。
更に、バスキングライトの発熱量で庫内の温度も急上昇し、密閉型ケージの弱点「熱がこもる」が出てしました。
バスキングライトは、熱がこもる対策で小型のハロゲンを使っていますが、これ以上小型が無いので停止、UVライトのみの点灯です。
これでも28度~30度をキープしていますので、大丈夫なのですが。。。

湿度は密閉型の特徴を利用し、霧吹きで一気に湿度を上げ、徐々に下げていく作戦で、なんとか美味しい所を維持しています。
これが開放型のケージだと、バスキングライトとUVライトで砂漠以上の乾燥になるかもしれませんね。
記録が出来る最高最低気温計を利用し、1日の温度と湿度の動きを調べてみてください。
202106131_n.jpg
(この最高最低温度計はおすすめです!1日の変化が分かるだけでなく、1週間の動きが分かります)

ASATは、湿度が偏食や拒食のトリガーになっていると考えています。
飼育関連の本などに載っているのは、平均的な数値や情報、年々変化する自然環境や食品、飼育用品で飼育方法も変化しているはずなんです。
10年20年前の飼育情報が、いま正しいとは思えません。
10年前の夏の気温と今の夏の気温は同じですか?10年前のエアコンの能力と現在のエアコンの能力は同じですか?10年前の飼育用品と現在の飼育用品はおなじですか?
同じものもあれば、改善&進化し大きく変わったものもあると思います。
202106132_n.jpg

さらに、同じリクガメ、爬虫類でもそれぞれ生活しやすい温度、湿度、環境があると思います。
今はライブカメラやいろいろ記録出来る温度計などがあります。
是非、動きや行動を観察して、その子にあった環境を探し出してほしいと思います。

話しは戻って、3回目の注射後は至って良好!ASATが朝起きると、しゃちょーが起きていて「ご飯まだぁ~」レーザーを放出!そこまで元気になってきました。
おまけに「しゃちょー」と声をかけたら、ASATの所にきてくれました。
最近、しゃちょーの事が分かってきたような気がしていましたが、どうやらしゃちょーも同じの様です。

4回目の注射に向かいます!現在2週間隔で先生の所に通っています。
体重が80gになれば一安心、100gに到達で超安心。。。
でも、ASATの心配はもう一つあり・・・成長が一時的に止まったことによる「甲羅の固着」
これは甲羅が変形する元になりますので、いろいろ調べています。

しかし、良く寝ています。。。
ロシアリクガメは、1日の半分以上を掘った穴の中で生活、寝ているんだそうです。
これは、乾燥した外気から身を守るための行動で、土の中なら湿度が保てることからでしょう。
寝ているしゃちょーをそーっと除くと・・・手足伸ばして卍型に!リラックスしている証拠ですね。


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