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乗鞍1.5ビンタ・・・エコー&スカイのダブルヒルクライムへ行ってきました [ASATのロードバイク日記]

2021年7月25日(日)天気は[晴れ][曇り]

いよいよ始まりましたオリンピック!
土曜日はロードレース男子が行われたので、動物栄養学を勉強しながら応援!
テレビ放送無くNET配信でしたので、うるさい解説やアナウンサーの声が無く、気持ちよく見ることが出来ました。
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日本でロードレースを行うことが出来る!世界へのアピールになったと思います。
しかし、この過酷なコース!しかも200km越えのコースを6時間でゴールする!本当に速い!メチャクチャ超高速、これが世界の速さなんですね。
三国峠、山伏峠などのヒルクライムのは速さ、フォームなどは本当に勉強になりました。


(ここまで書いたところで、電池が切れました・・夕飯食べるのも苦労するくらいのバテっぷり。mamaから「今にも死にそうじゃん」と言われるくらいのフラフラでした)

さて、今日は遠征しようと決めていたのですが、場所が決まらず・・・ようやく決まったのが23時。
準備出来ていますが、場所が遠いので1時30分に出発。。深夜の中央道を仮眠とりながら走り、朝6時に到着したのがここでした。
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そうです!乗鞍高原です。
乗鞍高原と言うことは・・・乗鞍エコーライン・ヒルクライムですね。
到着した時は、時折小雨が降っていましたが、出発するころには天候も回復!青空が見えてきました。
昨年の時は下は小雨、上は極寒&強雨でしたから、今年は気合が入っています。

7時30分、観光センターから出撃!アンカー君、実は富士ヒル仕様を維持しているんです。
ただ貧弱エンジンがまともに走っていないのが問題、ならば3本滝まではアップとして回すだけです。

〈乗鞍エコーラインスペック〉
距離19.3km 最大標高差1263m 平均斜度全体:6.5% 獲得標高1254m
ゴールは県境(標高2720m 車道としては国内最高地点)
三本滝から先はマイカー規制がかかり、許可された車、バス、タクシー、歩行者、自転車が通行可能。

さて、三本滝を通過しました!今回はタイムよりもじっくり上がり、内容を濃くしようと考えています。
エコーラインは九十九折がキーワード!コーナーの勾配差が大きいのが特徴です。
そこは勾配の緩いアウト側に逃げればいい事!しかし、その分距離が伸びます!!!
おまけに路線バス(大型バス)と重なると逃げ場がなくなります(ヤバい場合はコーナーの手前で止まってやり過ごしましょう)

冷泉小屋を越え、少し走ると位ヶ原山荘に到達、ここで飲み物や食事もあり、疲れた時はここで休憩もいいですよ(道路の向かいに冷たい湧き水があります)
ここから先がいよいよ森林限界を越え、風景も一変!樹木が低くなり、残雪と高山植物の世界になりますが、九十九折のキツさも増し、空気も薄くなります。

夏でもスキーヤーで賑わう大雪渓(大昔、ASATも滑りに来ました)で記念撮影(爆)
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ここからゴールまでは直登!おまけに急勾配!!ひたすら耐えて左コーナーを曲がると。。。
ゴールの長野・岐阜の県境、標高2716m地点です。
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今年も無事にこの県境に立つことが出来ました。
腰を壊し、入院中に決めたこと「毎年、乗鞍、渋峠、富士に立つ」まだまだ左手足の麻痺と痺れ、そして腰と首の爆弾は残っていますが、まだまだ走ること、戦うことを神様はまだ許してくれるようです。

気温は11度、ウィンドブレーカーを着込み畳平へ。。
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再び、この地に立てたこと、ロードバイクで走れたことを感謝するため、乗鞍本宮でお参り。
また来年、再来年と爆弾と戦いながら、この乗鞍に来れる様に頑張ります。

本来なら、ここでのんびりして下山するところですが、今回は休憩そこそこに準備し、いよいよ絶景を楽しみに畳平を出発し乗鞍スカイラインに入ります。
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そうです!乗鞍ビンタ決行!ですと言いたいのですが、時間的に余裕が無く(4連休最終日なので、渋滞を回避したい)とりあえず降りれるところまで走ります。
スカイラインに入ると、超感動で涙が出るくらいの絶景が現れます。
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森林限界を越えている区間が長いスカイラインは雲上の楽園!映画ハウルの動く城に出てくるような風景が広がり、計算されたような道路の曲線とあって言葉が出ませんでした。
多くのローディーたちが立ち止まり、素晴らしい風景に見入っていました。
(こんなことが出来るのも、ロードバイクならではですね)

そんな風景に見とれ5kmほど下ると森林限界に近づいたので折り返すことに。。。
ちなみに・・・
〈乗鞍スカイラインスペック〉
距離13.7km 最大標高差1023m 平均斜度全体7.4% 獲得標高1022m
スタートは平湯峠 ゴールは畳平、エコーラインに比べれば距離が短いがその分勾配がきつくなります。

そう!きついんです!!すっかり忘れていました。
折り返したのはいいのですが、普通に10%超えてきます「やばいぞこれは」時すでに遅しです。
ライチョウやツキノワグマに出会う確率も高いのでついでに探してみましたが、残念!いませんでした。
足はもうとっくに逝っていますので、時速10km以下なんて時も!ハンガーノックの危険性がありましたが、絶景を見ながらのヒルクライム、苦しいけど楽しい時間でした。

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再び畳平に戻り、大量発汗でボトルの水を飲みほし、標高2700m、富士五合目や渋峠より上の風は、やさしさと厳しさ、そして雄大さがあり、フラフラな体を包み込んでくれました。

防寒ウェアなど下山準備に入ります。。。
今回は晴れているので、アーム&レッグガードとウィンドブレーカーで対応しました。
(これが曇りや雨だと、気温が一桁になりますので、冬装備が必要です)

名残惜しいのですが、時間もいっぱいなので下山を開始、県境からエコーラインに入ります。
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下りは、九十九折がブラインドコーナーになるので、ミラーの確認や十分な減速をしてください。
登り終わった達成感と素晴らしい景色で、来年に向けて・・いや次回の遠征に向けて脳内ミュージックが流れます。
と言っても、スバルライン同様・・・下りは攻めるでしょう(安全第一にね)
あっ!猿のうんこに注意してくださいね!スリップしますよ(爆)

気分爽快で観光センターに到着。。。
振り返ると、乗鞍岳が姿を表していました「また来いよ」と言っているように。。。

12時に観光センターを出発、途中道の駅「風穴の里」で昼食。。
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これを食べなきゃね!ってことで「山賊焼き定食」
そういえばワッサーなかったなぁ~!あれメチャクチャ美味いのに!!
お腹もいっぱいになり、コンビニで少し買い込んで中央道で一気に帰宅・・・するはずでしたが、やはり渋滞にはまり、上野原から裏道で17時に帰宅しました。

<走行データー>
走行距離50.65m 走行時間2時間54分06秒 平均速度17.5km/h 最高速度56.2km/h 平均心拍数153bpm 最高心拍181bpm 平均ケイデンス70rpm 最高ケイデンス119rpm 平均パワー136w 最大パワー589w 獲得標高1416m 消費カロリー1416kcal TSS222.2 運動量kj1417kj

<乗鞍エコーライン ヒルクライムデーター>
走行距離19.99km 走行時間99分10秒 平均速度12.1km/h 最高速度24.9km/h 平均心拍167bpm 最高心拍数180bpm 平均ケイデンス71rpm 最高ケイデンス113rpm 平均パワー188w 最高パワー411w 獲得標高1182m 消費カロリー1119Kcal



今回、絶景をご覧頂こうと動画を撮影しています。
編集が終わりましたらアップしますのでお楽しみに。。。。

エコーラインとスカイラインをダブルヒルクライムすることを「乗鞍ビンタ」と言うのですが、スカイラインを半分ほどしか走っていないので「乗鞍1.5ビンタ」と言っておきましょう。
でも、今回で乗鞍ビンタが出来ると感じました!次回挑戦時は必ず達成したいと思います。

さて、次回の遠征を計画していますが、まだに日時等は決まっていません。
前日、天気予報を見て決めるので・・・・


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