遠征予定が天候でキャンセル！雨のヤビツ峠ヒルクライム。

２０１８年９月８日（土）天気は

大阪北部地震、西日本豪雨ならびに北海道地震にて被災された皆さまに、お悔やみとお見舞いを申し上げるとともに、被災地の一日も早い復旧を深く祈ります。

ニュースを見ていると、その被害の大きさに驚くばかり。。。
一体、今年はどうなっているのでしょうか？これ以上災害が起きて欲しくないのですが、台風２２号が急速に成長・・・本当に心配です。

今日、８日は遠征を予定していましたが、どこも天気が不安定で選択が難しくなりました。
当初予定していた富士スバルラインor乗鞍は雨の予報が出ていて断念。
天気予報では南関東のみが晴れと言う、なんとも言えない予報が出ています。
それならば、三浦半島１周（通称ミウライチ）を計画したのですが・・・・
朝５時起床・・・・・ところが、とんでもない南風。。。。
「これは三浦はきついぞ」という事で、天気予報とにらめっこ開始。

どうやら『ヤビツ峠』は、時折雨雲がかかるがギリギリラインで走れる！と予想。。。
急遽、ヤビツ峠ヒルクライムに出撃しました。
今回はToshiも一緒だったので、どうしても遠征に行きたかったのですが、悪天候の中を無理させる訳にもいかないので、楽しみは次回へ持ち越しです。

ロードバイクを２台車載し、いつのも駐車場でセット。
ASATはニュータイヤ＆プーリーの試運転も兼ねていたので、ちょっとワクワクしています。
がっ！リアタイヤのエアを入れ終えて、フロントタイヤに取り掛かった時『バッシュッ！！！』と爆発音が！！！
なんとリアタイヤのチューブがバースト！どうやらタイヤ交換で苦戦した時に、チューブに傷をつけてしまった様です。

速攻でチューブ交換して、出発準備を整えますが、出鼻をくじかれた感じです。
さらに、Toshiのサイクルコンピューターが不調！データーが取れない状況に。。。。
幸いスペアのサイクルコンピューターがあるので、タイムなどを計測することは可能です。

とにかくスタート地点の名古木のセブンへ移動。
少々休憩後、ヤビツ峠ヒルクライムのスタート！まずはToshiがスタートし、数分後ASATがスタートします。

最初の急勾配はゆっくり上がり、旧デイリーストアの先でToshiを追い越し、蓑毛の坂入口までアウターでスピードに乗せます。

蓑毛の坂では抑え気味のペースであがりますが、３人ほど追い抜き、蓑毛の坂をクリア。
ちょっといい感じなので、少々期待感が出てきます。
菜の花台直下の急勾配区間までには呼吸が戻り、ペースを上げたいところですが、雲行きが怪しくなってきました。
後ろを追いかけてくるToshiが心配になり、自然とペースが下がりますが、気持ちを切り替え、ペースを上げて早く折り返し、下ることを考えます。

菜の花台を通過し、表丹沢林道入口の急勾配区間をパス！残り１.５ｋｍのところで雨が！しかも本降り。。。。。今ならまだ間に合う！そう思い、ヤビツ峠を目指します。

最終コーナーを曲がった瞬間、自然とダンシング開始！ギアも自然と上がります。
最後の上りを通過し、ヤビツ峠に到着しました。
ラップ計測を止めて、速攻で撮影し。。。

（おっさん！バイク邪魔だよ！自分のロードバイクを移動出来ない位疲労困憊なのはわかるけど、もう少し考えようよ）

そのままダウンヒルを開始！Toshiとの差は１３分位でしょうか？
すると、菜の花台を通過したぐらいでしょうか？とにかく、ウェット路面なので速度を抑え気味に下ります。
途中、数人のローディー（先程追い抜いてきた方々）とすれ違いますが、疲れと雨のダブルパンチで皆さん厳しい顔をしています。（えっ！もう降りてきたの！的な目線、ありがとうございます）

予想通り、菜の花台先でToshiと合流、再びヒルクライム開始。。。
声を掛けながら上がりますが、表丹沢林道入口手前から雨は本降り！しかも強くなっています。
ここでToshiに「ここから先は、ゴールするかリタイアするかはToshiに任す」と伝えます。
それだけ天候が厳しい条件になったということです。
しかし、帰ってきた言葉は「ここまで来たのだから、ヤビツまで行く」
ならば、その意地を見せてもらおう！と、最低限のサポートに切り替え、Toshiの気持ちを維持させる様にしました。

雨はどんどん強くなっていき、条件が悪化する中、目標タイムまであと６分と意識して走るToshi。
通常はこの天候で心が折れ、ペースが落ちるのですが、タイムを意識しているのでペースが上がります。
どんなスポーツもそうですが、大きな目標も大事ですが、身近な目標や目安があるのはモチベーション維持に有効なんです。
身近で小さな目標を積み重ねることで、大きな目標に繋がるのですから、そこを忘れずにいたいものです。

最終コーナーを曲がってラストスパート！無事にヤビツ峠にゴールです。


速攻で撮影し、自販機でコーラーを買ってダウンヒル開始。
とにかく、雨の降っていない菜の花台へ移動します。

路面は雨水が流れ出し、路肩には砂利・・・ブレーキ性能は激落ち。。。。
ブラインドコーナーが多い区間なので、速度をかなり抑えて走ります。
雨と寒さに耐え、ブレーキ引きっぱなしで菜の花台へ到着。


ようやく雨から開放され、ホッと一息。。。
ずぶ濡れのウェアも速乾性能のおかげで乾き出し、体温も回復！では、一気に駐車場まで降りましょう。

下れば下るほど気温も上昇＆ドライ路面に。。。
（蓑毛の坂は住宅地なので、速度は３０ｋｍ/ｈ以下と決めています。）
こうして駐車場に到着し、ヒルクライムも無事におわったのですが・・・・ロードバイクを車載作業中に雨が！！！！
大急ぎで片付け＆着替えてmamaと合流（mamaは近所のショッピングセンターへ買い物です）し、ASATいちおしの「みや古食堂」で昼食


ここは本当に美味しいんですよ！！
Toshiもmamaも大満足だったようで、また来たいと言っていました。
秦野にお越しの際はぜひ！お立ち寄りください。。。

お腹がいっぱいになったら・・・・「名水はたの富士見の湯」へ。。。
名水１００選にもなっている秦野、その名水を隣のクリーンセンターの排熱を利用した温浴施設。
食事も出来るし、休憩所もあるのでヒルクライムで疲れた体を、癒してくれます。
今回もサウナ３セット、ジェットバスでスッキリ爽快になって、帰宅の途につきました。

帰宅後・・・２台分の掃除を開始。
ドロドロの車体、水で洗い流したいところですが、それが出来ないんです。
そこで、とある方法を使って綺麗にしてくんですが、その方法は追々。

それよりもブレーキシュー。


これはASATのRS８、菜の花台で撮影したものです。
雨が降るとリムはヤスリ状態となり、ブレーキシューを容赦なく削っていきます。
シューの削りカスが混じった雨水で、シートステーが真っ黒になっているのが分かると思います。

Toshiのブレーキシューも同様に、かなり削れていて交換が必要な状況です。
近日、自宅のストックを使って交換作業を行いますが、少しストックが必要かもしれませんね。
シューは、フロントにシマノのR55C3、リアは雨に強いC4を入れる予定です。


あっ！タイムはASATは４６分３５秒でした。
名古木～蓑毛バス停までは自己ベストをマーク、ここから３分落とすとは・・・感覚的には良かったんですけどね。。。
ちなみにバス停～菜の花台で５０秒落とし、菜の花台～ヤビツ峠で２分落としてる。
ん～反省点が多すぎるぞ！！

ちなみにToshiは、５９分２４秒で自己ベストを更新。。。。
あの雨の中で、しかも足を部活で痛めていてこのタイムですから、次回はもっと出るでしょうね。

＜走行データー＞
走行距離３０.３ｋｍ　走行時間１時間４２分０７秒　平均速度１８.１ｋｍ/ｈ　最高速度４３.１ｋｍ/ｈ　平均心拍数１４５ｂｐｍ　最高心拍数１８７ｂｐｍ　平均ケイデンス７７ｒｐｍ　最高ケイデンス１１７ｒｐｍ　獲得標高７６５ｍ　消費カロリー６９５ｋcal　

・ヤビツ峠ヒルクライム
走行距離１１.８０ｋｍ　走行時間４６分３５秒　平均速度１５.１ｋｍ/ｈ　最高速度３５.８ｋｍ/ｈ　平均心拍数１７５ｂｐｍ　最高心拍数１８７ｂｐｍ　平均ケイデンス７８ｒｐｍ　最高ケイデンス１１７ｒｐｍ　獲得標高６４０ｍ　消費カロリー５１４ｋcal　


明日は江戸川！頑張りますよ。。。


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コメント 2

雨降りしきるヤビツアタック、本当に過酷な状況の中お疲れさまでした。
雨の中ではダウンヒルがとても怖いですね。。
以前、箱根旧道を雨の中ヒルクライムしたことがありますが、夏場だと雨が味方となり意外と涼しく登れたことを思い出しました。
でもサングラスはすぐに濡れて曇りますし、いろいろな意味で結構ハードなヒルクライムだと感じました。

雨後の洗車はとても気を遣いますよね。
もう少し涼しくなればいよいよ秋のロングライドシーズン到来ですので楽しみにしています！
by creeker (2018-09-12 01:35) 

creeker様

いつもコメントありがとうございます。
大粒の雨が降る中のヤビツ、今までで一番キツイ状況でした。
救いは「菜の花台は晴れている！」のを、知っていたことですね。

真夏なら大歓迎（？）ですが、この日は気温も低く、下りは秋を通り越して冬がやってきました（爆）

帰宅後は、疲労感と体調不良の中、２台を洗車。。。
疲れ果てた１日でした。

ロングライド！いま話題の「道志みち」あたりを計画しています。
秋の味覚も楽しみですね！！

by ASAT (2018-09-15 20:20)