れお君が旅立つ

この記事は、２０１８年１２月２日に静かにアップしました。
この記事を来たのは１７年の１２月１日、１年間公開に踏み切れず、下書きに保管してきましたのですが、１回忌を迎え、これを記に公開することにしました。
れお君は旅立ちましたが、現在我が家にいるレオパ達は元気いっぱいで生活しています。
最後のやせ細った体のれお君の写真を見るのは、本当に辛いのですが・・・（涙）
また、我が家にれお君が戻ってくることを祈っています。。。。
それではブロクをどうぞ。

２０１７年１２月１日（金）天気は

今日は珍しく有給をとったASAT。
せっかくだから、まったりのんびりとズーラシアでも・・・と計画。
じゃぁー出かけますか！って時でした。

我が家のアイドル、ヒョウモントカゲモドキのれお君の様子を見たmamaが、声を上げました。
そうです！８ヶ月間、闘病してきたれお君が、動かなくなっていました。

つい１時間ほど前は、mamaが記録用にしている写真を撮り、いつものようにシェルターに入っていったれお君。
本当に、本当にこれが最後の姿、最後の写真となりました。
偶然にも、ASATとmamaが居たので、誰もいない部屋で一人で旅立ったと言う、寂しい思いは回避できましたが、突然のことでもう何も・・・・

体が弱く、拒食と戦い、一時は回復してきたんです。
しかし、感染症で目をやられてから、症状は悪化する一方、細くなる体、更には食べられなくなり、mamaやToshiがいろいろ工夫して看病してきました。

状況からして、れお君はいつもどおり、朝みんなの顔を見て、食べられなくなった流動食を舐め「みんな、おやすみ～」とシェルターに入って睡眠、そのまま静かに旅立ったのだと思います。


（元気な頃のれお君です）

そんな矢先、Ayaが帰宅し・・・・夕方にはToshiが帰宅し。
Toshiが帰宅した時は、ASATたちは外出していて、スマフォに連絡してきました。
家族全員が揃い、れお君を囲い、それぞれがれお君と話をしたり、撫でたりと、時間が許す限り一緒にいました。

お世話になったお医者さんにも連絡、先生も声を詰まらせていたそうです。
本当にいいお医者さんに出会えたこと、懸命に治そうとしてくれた事に感謝しています。


１２月２日に、れお君の葬儀をおこないました。
本当に簡単なものですが、みんなとお別れし火葬し、小さく立派な骨壷に入り、れお君が帰宅。
火葬にしたのは、寒がりのれお君を冷たい土の中に埋めたく無かったからです。





今まで居た場所に、大好きだったToshiお手製のお布団、シェルター、れお専用ピンセット、そして我が家に来た時に入っていたケース、８ヶ月間撮りためた５００枚を超す写真データーと飼育記録、最後の最後まで戦った証の薬、思い出の品に包まれて安置しました。

Toshiやmamaがインスタを通じて知り合ったレオパ仲間からも、多くのコメントを頂いたようで、本当に感謝しています。
多くの方々から思われ、旅立ったれお君は幸せだったと思います。

Toshiとmamaは、凄い頑張りました。
夜中や朝早くに、餌のコオロギの処理や人工餌を作ったり、食べられなくなった時は流動食を作ったり、糞や脱皮の処理、保温や保湿の工夫、飼育記録の作成、週１～２回の通院など、れお中心の生活が続き、疲れや悩みからぶつかることも数回・・・・必ず元気になると信じた８ヶ月、本当にお疲れ様でした。
Toshiの勉強にと思い、手を出すのを極力抑えてきましたが、やはり心配は心配、影で見守ってきました。（時折、きついことも言いましたが・・・）
また、Ayaはこまめに様子を見たり、得意の一眼レフで撮影するなど、Ayaなりの見守りをしていました。









朝、家族の中で一番最初に起きるASATにとって、リビングに居るれお君に『おはよう』と言える！これが、どんなに嬉しかったことか・・・・。
でも、我が家に帰ってきたことで、これからも朝の日課が続けられそうです。
『おはよう！れお！調子はどうだ！』『ご飯たべたか？』
しばらくは涙が出るかもしれませんが、今までどおり！家にれお君が居るのが嬉しいです。

家族全員、再びれお君に会えると信じています。
明日からレオ君を探す・・いや、必ず探し出します。




ちなみに、１２月２日はASATの誕生日。。。。
とっても嬉しくも悲しく、寂しい複雑な心境の誕生日となりました。