富士スバルライン・ヒルクライム（前編） ～Mt.Fuji hill climb～

２０１８年５月２６日（土）天気は

昨夜・・・・残業確定で、より一層遅い帰宅。。。
急いで準備して、カーボローディング？に夕飯＋バナナ３本、そして・・・大人のドーピング「モンスター」を投入！！！
リポD派だったASATですが、今回はモンスター・・・前回の恵那、帰り道に効果を発揮したので、期待を込めての１本です。

朝５時起床・・・超寝不足の状態ですが、疲れは残っていませんでした。
朝食はいつものシリアルにバナナ２本・・・・おまけにアミノ酸・・・戦え！胃袋！！！

車に荷物を積み、６時３０分に出発です。
今日は、年に１回は登ろう！と決めている『富士スバルライン・ヒルクライム』です。
この日のために、１ヶ月以上の体重コントロールを行い、体調を崩した時もありましたが、ようやく落ち着いて、予定より１ｋｇ以上軽い体重を維持しています。

さて、ルートは２つ！東名か？中央か？
中央は早いのですが、渋滞しだしたので東名経由で向かうことにしました。


御殿場～東富士～河口湖と走り、１時間３０分で富士北麓駐車場に到着です。
朝８時現在で、ローディーの数・・・・いっぱいです（爆）
本来、８時３０分開場の駐車場ですが、早めに開けてくれている様です。
（公衆トイレは９時からでしたが、８時過ぎに開けてくれました！これは助かりました）

焦ってもしょうがないので、周りのローディーを観察しながら準備を開始。。。


今日の最高気温は２３度（河口湖）なので、５合目は１３度くらいでしょうか？
比較的暖かい日に当たったようなので、準備していた防寒用品は車に残し、ウォーマと薄手のウィンドブレーカーをポケットに押し込み、グローブは５本指出し、あとはスマホ＆財布です。


９時前に駐車場出発、丁度おなじタイミングで出発したグループの後ろに走らせて頂き、ゆっくりスタート地点となる料金所まで移動します。
ちょうど、この移動がアップを兼ねていて、軽く汗がでる程度のペースです。

スタート地点の料金所。。。。


自転車＆原チャリは２００円です。


ちなみにETCとクレジットは使用出来ません。
いよいよスタートですが、１度、心拍数を下げてからスタートします。
富士ヒルクラまで２週間なので、グループでの試走が多いですね！
グループの方々がスタートしていから、ASATもスタートしました。

最初の５ｋｍ、ペースを抑えます・・・。
実は最初の５ｋｍがきついんです！序盤の平均勾配は６.５％、スタートした直後で心拍数も高くなるので、１合目下駐車場までは我慢します。
心拍数１７０台で安定させ、平均勾配が緩くなる樹海台駐車場手前から、ギアを上げてペースを上げます。
８ｋｍ地点に急勾配区間がありますが、ペースは落とさず、アゲ！アゲ！で進みます。
この辺で、橋の路面工事のため片側通行があり、１分ほど停止。。。。まあー、こればかりはしょうがないですね。


ところどころで先行しているローディーがいるので、気持ちの面でも楽に！
（しかし、何人抜いたのだろう・・てか、昨年は抜かれる立場だったような。。。）
時折、いいペースで走るローディーがいると、後ろについたり、引いたり・・・いや、引いていたのですが、いつの間にか居なくなっていました（爆）

樹海台駐車場を超えると、若干勾配が上がります。
でも、緩急を繰り返すコースが続くので、ここまでに作ったペースとリズムを保つ様にします。
ペースを上げたくなる区間ですが、本当の勝負はまだ先！ここは温存区間として上がりました。
ちなみにこの区間の平均勾配は５.５％です。

大沢駐車場手前２ｋｍから、少しペースを落とします。
ここまででもう１５ｋｍほど登ってきています！この先にある勝負に向けて、１度心拍数を下げたかったからですが、これが失敗に（訳は後ほど）

ヘアピンコーナーを通過した先に大沢駐車場があり、いよいよここからが本当の勝負！！！
標高２０００ｍを超え、急勾配区間が連発！前回は沈没炎上した場所なだけに、気合が入ります。
前を走っていたローディーを引き離し、ここまで封印してきたダンシングを解放！
イベントではこの１ｋｍが山岳賞区間になるので、ペースを落とさないように食らいつきます。
やはり高所！酸素は平地の７０％！！！！呼吸が苦しく・・・・ありません！！！！
ヤビツで意識してきた呼吸法が効いているようで、呼吸の苦しさは感じませんでした。

ペースは落ちていませんが、上げることは出来ません（ここが大問題）
もう２０ｋｍ近く回している足、アタックが出来るのはあと１回出来るか？出来ないか？
いや、出来ると信じて、奥庭の激坂を超えフラット区間へ突入。

「さぁーラスボスと戦うぞ」と意気込み十分。。。。
ここで大ミス！インナーギアのままで突入しているので、予定していた速度（３０ｋｍ/ｈ）に届いていませんでした。
これに気がついたのが遅かった！さらに左足が攣る予告信号！そう！エネルギー切れが！
最後の３００ｍ！これがラスボス！最後の最後に登場する激坂区間の目前。
おまけに観光バスの駐車場区間なので、タイミングが悪いと停止させられる事態に。。。
「左がダメなら、右がある！ラスボス、ぶっ倒す！」
山岳賞区間で踏んだので、気持ちも体も満身創痍！最終決戦の志々雄と剣心みたいかな（超大げさ）

最後のシェードを抜け、ラスボス！最終決戦が始まった。
やはり、フラット区間で足を冷やし、パワーが出ない！おまけに右足も予告信号。。。
ゴールは見えている、ゴールは見えている、イチかバチか！踏んで見るしかない。
いま残っているパワーでアタック！なんとかペースを維持したが、はっきり言ってヘロヘロ、ダンシングもグチャグチャ。

弱ペダのゴール前見たいに、本当に遠い３００ｍでしたね（爆）
前を走るローディーに追いつくんだぁーと気持ちを高めて、全体重をペダルに乗せて、ようやく富士スバルライン・五合目にゴール！両太ももはパンパン！腰は悲鳴！よく頑張ったと思います。

とにかく、エネルギー補給＆水分補給して、体が落ち着いてから写真を。。。。


写真を撮って貰おうと、日本人を探しますが・・・・中国人＆韓国人ばかり・・・てか、囲まれています。
なぜか？ASATのロードバイクを撮影しています！理由はわかりません。
こんなところまで来た馬鹿な自転車乗り！とも、思ったのでしょうか？
写真は中国人の方に撮影してもらいました！感謝！（でも、言葉がまったくわからなかった）


昨年に続いての馬。。。。

こちらは、ASATの炭素馬


本当によく頑張ってくれました。


なんとか今年も富士スバルライン・５合目に到着しました。
しばし休憩して下るのですが、それは後半で！この日は本当に長い１日だったんです。

タイムや装備なども、後編に書きますね。


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コメント 2

富士ヒルクライムお疲れさまでした。
とても長いコースでASATさんの文章からその厳しさが伝わってきました！
ゴールに辿り着いた時の感動も素晴らしかったのではないでしょうか
私は富士登山は何度かしているのですが、ロードバイクでこのコースは未経験ですので、もう少し鍛えて挑戦してみたいと思ってます。
by creeker (2018-05-30 23:49) 

creeker様

いつもコメントありがとうございます。
２４ｋｍと長いコース、２３００ｍの標高と、普通のヒルクラとは桁違いですが、とても走りやすいコースなんですよ。
当日も、多くのローディーが楽しんでしましたし、富士ヒルの試走のローディーも多くいました。
ぜひ、機会あれば挑戦してみてください！
夏の間はマイカー規制になるので、涼しい富士山で夏のヒルクラを楽しむのもありかと思いますよ。
by ASAT (2018-06-03 19:26)