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Mt.富士ヒルクライム2019 本戦当日編 [ASATの大会&イベントレポート]

2019年6月15日(土)天気は[雨]

さて、富士ヒル終わって最初の週末。。。
早速、ヤビツの浅間神社に報告ライドへ行きたいのですが、残念ながら大雨。。。
と言っても、頑張ったアンカー君は、メンテで完バラ中・・・明日は、免許の更新へ行かなければいけないので、ノーライドかな?まぁ~その分メンテしましょう。。。

富士ヒル当日、スタート前からいろいろなことがありました。
救われたり、悩んだり、焦ったり・・・・忙しかったですね。
それでは、富士ヒル当日の模様!朝4時起床からスタートです。


起床して、お風呂にお湯を入れている間に朝食を済ませます。
おにぎり3個とエネルギーゼリー、エクストラオキシアップ(3錠)が朝食メニュー。
天気予報は小雨&くもり、外は当然ウェット!さすがにへこみますね。

お風呂で足の筋肉と気持ちをリラックスさせて、アップオイルを塗りながらマッサージ。
最近、朝起きると太ももに張りがあったのですが、オイルを塗ると、張りも無く、動きも軽いなります。

準備も終わり、5時30分にチェックアウト。。。
車に荷物を積み込み、指定された駐車場(富士ふれあいセンター)へ移動するのですが、意外に近くてサクッと到着。(混んでると聞いていたが、大丈夫だった)
今回、駐車場を申し込んだが、連泊している方も多く、ホテルから直接会場入りする方も、多くいました。

ASATのMウェブ!スタート時間は7時50分、雨脚も強くなってきたので、ギリギリまで車で待機。。。(本来なら、もっと早い時間に入り、指定されたエリアでロードバイクを置いて、待機していなければいけないんですが・・・)
悪化する天気に、心が折れそうになり、DNSを考えるように・・・そんな時、いつも聞いている自転車関連のラジオ番組で流れてきた曲に、一気にスイッチが入り!折れそうな心に火が付きました。

大急ぎで準備を開始!機材の問題は無く、雨対策のアイテムもバッチリ機能している。
最後に、足、手、おなかにレインジェルを少し厚めに塗り、準備完了。。。
が、ここで勝負に出る!軽量化のためにパンク対策アイテムを、置いていくことに!これは「パンク=リタイア」を意味します!相棒と機材を信じようと。。。

会場までは少々ヒルクライムしなければならず、これをアップにしようと、今回は固定ローラーを持ち込みませんでした。
会場に近づいたところで、スタートした選手が途切れず、会場へのルートが通れない事態が発生。
さらには、会場までの歩道も大渋滞でかなり時間がかかりそう。。。
スタートまであと20分、そこで裏道へ迂回し、会場に着いたのが10分前・・・スタート地点にはひとつ前のウェーブが待機中・・・運よく、スタート地点に向かう別のウェーブに乗り、スタート待ちしているMウェーブ最後尾に並ぶことが出来ました。(スタート3分前、大急ぎで準備します!)
201906133_n.jpg

スタート後、1.3kmがパレード区間なので、一度路肩に止まり、車載カメラの撮影させ再スタート。(おかげでスタートの模様は撮影出来ず)
心配した雨は、霧雨になり気温は15℃、ウェットジェルのおかげでレーパン&半袖ジャージのスタイルで『全く寒くない!!』これには正直驚きました。
雨やしぶきをすべてはじき飛ばし、ジンジャー成分のおかげでポカポカ!アップオイルのベースもあり、冷えで足が攣ることもありません。(アーム&レッグカバーをしている方が殆どで、さむいと多くの声が聞こえるなか、夏のスタイルで快適でした)

船津交差点を曲がるとスバルラインに入り計測開始!!2300mの5号目を目指して駆け上がります。
まず、料金所まで800mの勾配がきついので、ここは抑えて流れを観察、料金所のゲートを越えたら、本格的なタイムアタックのペースに入ります。

ここから1合目までは、急勾配区間なので少々抑え気味に・・なんですが、ローディーの数が多く、パスするのに時間がかかり、ペースが一定にできませんが、ここはグッと我慢!1合目下駐車場を越えれば勾配も落ち着き、ペースアップ開始です。(ここではまだギリギリシルバーペースでした)
よく「ペースがつかみにくい」という方は、1合目下駐車場を通過する時「もう少し上げられるな」くらいのペースでいいです。
ここで「これがいっぱいのペース」だと、間違いなくバテます。

1合目~2合目区間はPRをマーク、1合目までに遅れた分を少し戻したのですが、もう少し速く走る必要がありました。
人の多さにも慣れてきたので、道路幅いっぱいに使ってペースを上げて行き、8km地点の急勾配区間もハイペースで上がったのですが、イマイチスピードに乗れなかった印象です。
やはり、試走では一定出力でいいのですが、本番では追い越す関係で出力が不安定になります。
ここが難しい所ですね。

3合目までは、勾配変化に合わせながら、どんどんパスしていきます。
この辺から、上から落ちてきたローディーと下から上がるローディーが重なり、少々混み合います。(おかげで9秒ロス)
距離が長い富士ヒル、序盤に無理したローディーが落ちてくるんですね。
序盤で我慢したか、頑張ったか、無理したかの境界線、体力が限界でフラフラ走るローディーもいて、注意が必要です。

ここまでASATは順調!呼吸も問題なし、足の動きも良好!しっかり残しています。
気温が下がってきましたが、ジェルと自己発熱のおかげで寒さを感じていません。
というより、暑くてウェアのファスナーを開けたくらいです。

3合目を越えた頃から、雨脚が強くなり、おまけにガスもかかり視界不良になってきました。
ここから大沢駐車場までは比較的直線コース!先までびっしりローディーが走っているのが分かります。
これには興奮しました!これだけ大勢の中で走る!どんなに楽しいか!抜き放題なので、目線の目標に困ることはありません(練習時、一人なので目線や目標で困るんですよね)
『全員、抜いてやる』『もっともっと楽しませてくれ~(志々雄風)』
そんなハイモードに入り、ペースが自然に上がり、体も反応していきます。
標高も2000mに接近、空気が薄くなってきますが、呼吸はまだまだ余裕を感じるくらい!これがエキストラオキシアップの効果ですね。(20秒近く速いタイムで、もちろんPB)

この辺からダンシングし、ASATを追い越したローディーが失速する場面を多く見ました。
ここまでASATがしたダンシングは1~2回くらい!お尻が痛いから軽くダンシングしただけです。
標高が上がり、空気が薄くなると、ダンシング後の回復が遅くなることがあります。
ASATがダンシングを開放させるのは、4合目から先と考えているので、いい感じで上がってきました。

その4合目を通過!
いよいよ富士ヒル醍醐味の区間!「山岳賞区間」のある急勾配区間、そこをクリアすると2km以上のフラット区間、富士ヒル最大の難所!ここの区間をどう攻略するかによって、タイムが変わってきます。
雨脚は変わらず強くなり、路面に雨水が流れ出し、視界も徐々に悪化、おまけに気温は一桁に近い。。。
しかし、予想以上に足を残していて、体も体温が下がることはありませんでした。
一気にペースを上げると危険なので、ペースを維持、やや上げ程度で急勾配区間を通過。
奥庭を通過すれば、2km越すフラット区間!本来ならアウターに入れて加速、パックを組んで速度を上げてタイムを稼ぐのがセオリー。。。
しかし、練習でアウターに入れて走り、一気に足が売り切れたことがあり、インナーのままケイデンスでクリアしたほうが、最後まで足が残っていたので、もちろん後者を選択。
路面は超ウエット!パックを組むと前車の水しぶきが、視界をふさぎ危険!それならば、ドラフティングを捨てて逃げるだけ!
「どりゃ!どりゃ!」残ったすべてを使って回す!瞬間速度40km/hではなく、平均速度36km/hを選択したわけだが・・・最後の急勾配!ゴール前の地獄入口まで耐えられました。
残るは気持ち、気迫、気合だけ!濃霧でゴールが見えず、距離が分からない。
「のこり100m」の声!あっ!旗が見えた!!!!!
「もう終わる、楽しい時間がもう終わる」そんな寂しさも感じながら、必死に踏み、無事にゴールしました。
20190613_n.jpg
(ゴールはこんな状況でした)

201906134_n.jpg

3月のエントリーから始まり、3か月間続けたヤビツ峠練習、ようやく終わった瞬間でした。
ビンディングを外し、アンカー君から降りた瞬間『メチャクチャ寒いじゃん』と、震えるのでした。
ここまで、写真を撮影してないことに気が付き、スタッフにお願いして1枚。
20196092_n.jpg

下山用荷物を受け取り、混雑する更衣室でタオルで体を拭き上げ、P社の防寒ウェアを着る。
このウェアは本当にあったかい!レインジャケットと100均のレインパンツを着込み、一安心。。。

ようやく「タイムは?90分は切れなかったか?」「アンカー君の状態は?下山は大丈夫か?」
すぐにアンカー君の所へ行き、各部の確認をしたが、問題はありませんでした。
そしてタイム・・・ガーミン先生は雨に弱いので心配したが、こちらも問題なく、データーを記録してくれた。(結構、雨による故障があった様です!)
ガーミン先生は「ラップタイム 1時間29分55秒」と表示している。
「スタート時は早めに、ゴール時は遅めにラップボタンを押したから、ネット値はこれを上回ることはないだろう」と予想。。。
3合目、4合目通過タイムが、目安タイムの1分遅れだったので、心配だったんです。
最後まであきらめず、3合目からゴールまで攻め抜いたのが、結果に出たと思います。
贅沢言えば、2合目通過時に、前回同様シルバータイムで通過していたら、きっと・・・・(爆)

下山前にホットコーヒー飲もうと思って売店へ行ったのですが。。。。
201906131_n.jpg

凄い光景が広がり、近づけませんでした。。。
でも、給水所で飲んだ冷水が、一番美味かったなぁ~。
エネルギーゼリーを飲み、体力を回復させて、下山開始します。

富士ヒルの下山は、下りのオーバーペースは、大変危険なので30km/hくらいを維持して、ボランティアによるペースライダーのもと、集団で下っていきます。
本格的な下りの前に、軽く渋滞が発生します!寒いので、覚悟してください。

登りが24kmなら、下りも24km、40分近く降りなければなりません。
気温は6℃、ダウンヒルは体を動かさないので、体温が下がり「低体温」の心配が。。。
それで防寒ウェアやグローブが必要になるんですね。

当初、タイヤの空気圧を7BARにセットする予定でしたが、ウェット路面に合わせ6.8BARにセットしていたので、そのまま下ります。
ピレリのTTモデル、ウェットでもしっかりグリップしてくれますね!25Cの安定感もあるのでしょうが、全く心配なしでした。

下りだして、樹海台を通過したころに「ブレーキシュー」がやばいかも・・・でした。
ドライなら心配ないのですが、ウェットだと異常なほどブレーキシューが削れます。
もちろん、新品のシューに交換してきましたが、リアブレーキのタッチがかなり怪しいです。
フロント、リアを上手に使い分け、削れないように気を使って走行。。。

途中、雨も上がって路面がドライになったのですが、料金所付近で再び本降りに。
どうも、うまく行きませんね。。。

無事に会場に到着し、計測センサーと交換にフィニッシャーリングと完走表をもらいます。
公式タイム「1時間29分50秒」90分切り!ブロンズリンク確定しました。
20196091_n.jpg


超嬉しかったですね!!目標の90分切り!ブロンズリングが手元に!これで出場者の30%以内に入りました。
これで、シルバー(75分切り)の挑戦権を得ました!来年はシルバーに挑戦します。
また一年、頑張ってヤビツで汗を流しますよ。

しかし、シルバーを獲るには・・・なんて考えながら、富士ヒル名物の吉田うどん(今回3食目)を食べながら、体を温めていました。
下りで冷え切った体には、暖かい吉田うどんが染みますね。。。
20196134_n.jpg

これで、Mt.富士ヒルクライム参戦が無事に終了しました。
応援頂いた皆様には、本当に感謝しています。

実は、来年の富士ヒルに向けて、もっと経験が必要と感じ・・・次のレースが決定しました。
次は・・・かなりキツイ13kmとなります!1時間切りを目標に頑張ります。

<Mt.富士ヒルクライム走行データー>
走行距離57.77km 走行時間3時間03分57秒 平均速度18.8km/h 最高速度48.9km/h 平均心拍数144bpm 最高心拍数190bpm 平均ケイデンス87rpm 最高ケイデンス121rpm 獲得標高1335m 消費カロリー1274kcal 最高気温5度 最低気温6度

<Mt.富士ヒルクライムデーター>
走行距離23.96km 走行時間1時間29分55秒(公式タイム1時間29分50秒) 平均速度16.0km/h 最高速度36.3km/h 平均心拍数180bpm 最高心拍数190bpm 平均ケイデンス89rpm 最高ケイデンス121rpm 獲得標高1179m 消費カロリー1006kcal


<Mt.富士ヒルクライム・ウォームアップデーター>
走行距離5.61km 走行時間28分52秒 平均速度11.7km/h 最高速度33.4km/h 平均心拍数131bpm 最高心拍数174bpm 平均ケイデンス50rpm 最高ケイデンス123rpm 獲得標高178m 消費カロリー180kcal

車載カメラでの映像です


どんな感じだったかが、伝わるといいのですが。。。

こちらはリライブ

Relive 'Mt.富士ヒルクライム2019'




帰りに、中井PAで梅うどん(今回4食目のうどん)を食べて帰宅しました・・・。

ちなみにYouTubeで、他の方の動画を発見しました。
同じMブロックのスタートで、13分55秒ころにASATが映っています。


貴重な映像だぁ~!!大感謝です。

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