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箱根ヒルクライム2019 当日編 [ASATの大会&イベントレポート]

2019年10月7日(日)天気[曇り][霧]

いよいよ箱根ヒルクライム当日を迎えました。
朝3時30分に起床・・・の予定が、なんと4時30分の起きて大騒ぎ!!!!
とりあえず天気予報をチェックすると、昨日は無かった雨マークが!!

大体の準備は終わっているが、雨対策アイテムが入っていないので、大急ぎで準備しました。
ここで心配が・・・チェーンオイルがドライ仕様・・・やばい、雨で流される。。。
今からオイル交換は無理、天気予報と天気データーをチェック、なんとか持ちそうな感じなので、運に任せることにしました。

早朝の小田厚と箱根新道を走り、大会駐車場に着いたのは7時過ぎ。。。自宅から会場まで近いのは、本当に助かりますね。

箱根ヒルクライムの為、アネスト岩田ターンパイクは全線で貸し切り!そこで伊豆スカイラインに向かう支線を大会専用駐車場に!!両路肩に駐車する車の列、またこれも貴重な体験です。
この大会は、駐車場がゴール地点の近くなので、スタート前下山が行われます。
なので、アームカバーやレッグカバー、ウィンドブレーカーなどを着込み、防寒対策をします。

駐車場からゴール地点の3kmほどを利用し、アップ開始!!!
足、体、機材ともに問題なく、ガスって視界が悪いのですが、スタート地点は晴れていると情報が入っています。
アップも終わり、下山前に表彰台で1枚。。。。
201910062_n.jpg

スタート前下山は数グループに分かれて下山、途中数回の休憩(3分間)を入れ、料金所のスタート地点へ到着。。。
通常、自転車で走行できない道路なので、勾配変化や路面などチェックするいい時間でした。
(路面は非常のいいですね!勾配はわずかですが、緩くなるところがあります。)

下山が完了したら、ディバックに防寒用品を入れて荷物を預けます。(ゴール地点で受け取れますので、ゴール後のゼリーや着替えなども忘れずに)

エントリーしたクラスの場所にロードバイクを置いて、スタート時間まで待ちます。
201910074_n.jpg

これだけのロードバイクが並ぶと壮観ですね。

時間があるので、散歩がてらスタート地点からコースを見ると・・・・
201910073_n.jpg

「壁だよ」
スタート直後から10%の急勾配が始まっています。
ターンパイクのコーススペックは、最大勾配13% 平均勾配7.2% 全長13.8km  獲得標高は980mほどになります。
約11kmの白銀ピークまで、勾配が緩む区間はほんのわずか!7~10%の勾配が連続し、足を削り取ります。
その後は、ゴールまでアップダウン区間ですが、かなり強めの下りを含み、足にとどめを刺します。

さぁ~いよいよスタートです。
201910077_n.jpg

スタート地点から急勾配に入るまでの距離が短いので、前の選手に注意しないと突っ込む恐れがあります。
なので、スタート直後はかなり慎重にポジションを取りましたが、他の選手がバランスを崩し、ちょっとヒヤッとすることも。。。
スタートしてすぐ10%!しばらくすると6%まで緩みますが、ほとんど9%以上!しかも直線・・・九十九折れなんて、全くあれません!!
3kmも進むと、ふるい落とされる選手やマシントラブルの選手がチラホラ出てきます。
ASATも抑え気味に走っていますが、予定ペースよりも1~2分早めの進んでいます。
御所入り駐車場周辺は、最大勾配13%を含む激坂区間、足をとにかく回し、耐える耐えるそれだけ、先にスタートした選手も続々と落ちてくるのもこの辺です。
呼吸、心拍もなんとか追い付いています!ただ、高めであることだけは確かです。
足も回ってはいますが、とにかくギリギリ線で耐えている!そんなクライムが続いていました。

激坂区間を越え、ひと段落した(と言っても、普通に9%です)7km付近でトラブルが発生!両ふくらはぎが同時に攣ったんです。
落車の危機が突然やってきました!とは言え、落車するわけにもいかないので、再発進が出来る場所までなんとか走り、停車することが出来ました。

ガードレールを掴み、ロードバイクから降りることも無く、足を震わせて、何とか回復。。。
違和感がありますが、3分ほどのロスで再スタート!500mほどスローペースで様子を見て、ペース復帰、そして遅れた分を取り戻すため、ペースをアップします。

今回の目標は「1時間切り」ですが、ペース表のタイムは『55分』で作っていたんです。
55分台なら年齢別で30位くらい・・・そう予想したからで、内緒でハードルを上げてみたんです。

積極的にギアを上げ、ペースを上げようとしますが、さすがの急勾配の連続!なかなか許してはくれませんでした。
8kmの鍋割駐車場に給水所が設置され、走行しながら紙コップの水を受け取ります。
(走行しながら、紙コップを受け取るのは初めてでした!感謝!!)
最高に美味かったですね!更に「頑張れー!」の声援が!!
この応援は本当に感謝!気持ちが切り替わり、体が軽くなったというか、スイッチが入りました。
自然と「ありがとうございます」と声が出ましたからね。

スイッチもは入ったし、残りもあとわずか!!!
だいぶ空と稜線が近づいてきたと同時に、霧も徐々に濃くなりだし、コースの勾配変化が読めなくなってきました。
実は、ここまでダンシングせずに、シッティングだけで上がってきました。
ダンシングは、アップダウン区間に残そうと考えたからです。

白銀ピークに到着、ここまで本当に辛かった!きつかった!!!
でも、本当の勝負はここから!下りを含むヒルクライムコースは難易度が高いんです。
目標タイムまで残り3分!下りが強いアンカー君を信じて、もう踏むしかありません!
ギアをアウターに入れ、下りは下ハンドル握って全開!上りはとにかく踏みまくる。
残り1km、最後の上り10%!ダンシングしながら「足がもげそう、1時間切るんだ!最後まで諦めるか!!」
そして、最後の下り・・・「回せ、回せ、回せ・・最後まで回せ、後悔を残すな!!」
残り200m、最高速度58km/以上をマークし、さらにラストダンシングを入れてゴールしました。。。。

終わりました。。。
本当にキツイ、苦しい、我慢、そして追い込んだヒルクライムが終わりました。

ゴール後、センサーを返却し、もう放心状態。。。
ボーっとした頭で撮影したのがコレ↓
201910061_n.jpg
ブログのネタだけは忘れていませんでした(爆)

この後、しばらく動けなくなりました。。。
ようやく落ち着き、タイムを確認すると・・・・・もう、真っ白になりました。
なんとか立ち上がり、フラフラしながら会場に戻り、アンケートに答えて、荷物を受け取ります。
体が冷える前に、防寒用品を着込み、エネルギーゼリーやアミノ酸を摂取します。

ちなみにガーミン先生が出したタイムは『1時間00分17秒』
そうです、負けたんです・・・・タイムを見た瞬間、悔しさが一気にこみあげて、泣きそうになりました。
17秒・・・・足が攣らなければ・・・本当に悔しかったですね。

もしかして公式タイムでは・・・と、わずかな希望を持って完走証を受け取ると。。。
2019100712_n.jpg

公式タイム『1時間00分13秒』でした。。。
取り合えず、気持ちを落ち着かせ、頂いた金券を使って昼食。。
201910079_n.jpg

フジサンマグマカレーをチョイス。
外は濃霧、晴れていれば富士山を望む絶景が広がるはずなのでが、真っ白な世界が広がっています。
お腹も満たされ、ホットコーヒーを飲みながら、今度は絶景を見に湯河原からヒルクライムしようと思いました。

ダウン兼ねて駐車場まで移動、やはり悔しくて、悔しくて・・・・かたずけ終わった頃、ポツポツと雨が、気持ちを天気が映しているようでした。。。
なんとか天候にも恵まれ、無事に箱根ヒルクライムが終了しました。

本当に疲れたヒルクライムとなりました。
最後まで応援してくれたアヒル隊長には、感謝しています。
2019100710_n.jpg

でも、いいですよね!!
大勢のクライマーが、同じ道路上でもがいてる。
ゴールは同じでも、目標や楽しみ方は人それぞれ!富士ヒルの時もそうでしたが、本当に楽しい!苦しいけど楽しいんです。
これがヒルクライムに魅かれる所なんでしょうね。。。。

データーと感想は、また次回にアップします。

車載カメラの映像をYouTubeにアップしました。
なぜか?白黒モードで撮影されていますが、これはこれでいい感じなので、ご覧なってください。




帰宅後、リカバリーオイルでセルフマッサージをしました。
パンパンだった太もも、痛みが出てきたふくらはぎ、早く回復させないと!!!


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