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突風と強風のMt富士ヒルクライム実走練習 ~富士スバルライン~ [ASATのロードバイク日記]

2021年5月1日(土)天気は[晴れ][雨][雷]

金曜日の夜・・・天気予報と気象庁のデーターと睨めっこ。。。。
出た結論は『12時が限界』

宣言やら措置で大忙しの仕事が終わり、帰宅後に荷物を詰め込み、25時に出撃。。。
途中、原生林の中でシカやウサギ、なぜか?猫に出会い、気温5度!きれいな星空の下で就寝。
朝日が顔に当たり、ほのかな暖かさを感じて起床しました。

お待たせしました!!
来月行われる「Mt富士ヒルクライム」の実走練習に、富士スバルラインへやってきました。
午後から天気は下り坂、しかもかなりの荒れ模様とのことで、いろいろ調べて「12時が限界」と判断したんです。
なので、夜に現地入りして仮眠、朝イチに登って、12時に終わらせる予定にしたんです。

道の駅で仮眠したのですが、最近は道の駅で車中泊が問題になっていて、禁止になっているところも多いそうです(仮眠はOKです)
なので、朝6時過ぎにはASATも、いつものパーキングへ移動しました。
昨夜のステーキ(ヒルクラ前に豪華な!)がお腹に残っているので、軽めの朝食。。。
着替えやロードバイクの準備、装備の点検をして、7時30分にヒルクラ開始です。
202105011_n.jpg

朝イチはきれいな青空でしたが、山頂の上に天気が下り坂になる雲「ひさし傘雲」があります。
ドンドン雲が多くなり、厚くなってきました!ゆっくり出来ない状況ですね。

今回は、本番に向けてコースレイアウトの再確認や装備の確認がメインで、タイムはそこそこに。。
タイヤの空気圧は7BAR(レーゼロコンペ)にセット、ウェアライブカメラも設置しましたが、マイクロSDを認識しないので、今回は撮影は無しです。

富士スバルラインの料金所で最終チェックとトイレを済ませ、通行料200円払ってスタートです。
202105012_n.jpg

富士スバルラインは雪崩による被害で、一部う回路が設置され、機能も全線開通したのは12時とか!
やはり日本を代表する山岳道路、管理運営は大変ですね。

1合目までは、勾配がきついのでアップがてら抑え気味で走行、3合目までは緩急の繰り返しで積極的にギアを上げていく、4合目までは直登的なコースで我慢なんですが、少し失速気味。。。
標高2000mを越え、4合目を通過すると山岳賞区間の踏ん張りどころ!空気も薄くなるので、うかつにダンシングが出来なくなります。
奥庭の急坂を越えると名物のフラットゾーンが登場!アウターに入れ、速度を上げます。

今回、4合目から上は突風&強風、気温4度の極寒・・・向かい風の区間はどんどん体温を奪い、低体温の危険も出てきました。
進行方向によっては、向かい風でブレーキになり、追い風ではグングン押され・・横風でフワッとバイクがすくわれます。

このフラット区間に登場したのが、雪崩で通行出来なくなった橋を避けるう回路!
「やっぱりこの位置か!」スピードに乗せて、少しでも最後のラスボス攻略を楽にしたい所なのですが、う回路がシケインになり、まともにラスボスと戦わないといけません。

逝った足で戦うラスボス、何度走ってもキツイ!ここでダンシング!
グッとこらえて、吉田口新五号目に到着しました。

202105013_n.jpg
本当に寒い!滅茶苦茶寒い・・・いつもなら写メを撮りまくるのですが、今回は必要な分だけ撮影し下山します。

もちろん、汗で濡れたウェアは着替え、防寒対策をしてからの下山です。
ただ、4合目までは強烈な向かい風の影響で「いまダウンヒル中なんだよね?」と思うくらいのエアブレーキ状態で、10km/h台まで下がることも!
さらに突風でバイクをすくわれることも数回。。。全神経を集中しての走行です。
横風を喰らうと路肩に寄せられ、落車の危機!スバルラインの下りはガードレールが多いのでいいのですが、登りは側溝がメインとなるので落ちる可能性も。。。
まだ雨は降っていないので助かっていますが、不気味な黒い雲がどんどん迫って来ています。

安全圏の3合目に入ると、少し日差しが出て気が楽になり、少々速度も上げていきます。
しかし、次から次へと上がってくる大勢のローディー、ASATの時間でギリギリの天候でしたので、無事に上がり、下ってこれるのを祈るばかりです。

いつも行う最高速チャレンジは今回中止、とは言っても、普通に50km/h以上出ていますけどね。
しかし、24kmのダウンヒルは本当に長いですね!皆さん、途中に大沢、樹海台、1合目下と休憩所がありますので、適時に休憩を入れてくださいね。

料金所を通過し「あったかいなぁ~」と思いながら、無事に駐車場に到着しました。
缶コーヒーでほっと休憩・・・着替えて、かたずけが完了したら雨が!・・・富士山も雲に隠れ、雨も強く降りだし・・・時間は予想通りの12時でした。。。

<走行データー>
走行距離56.9km 走行時間2時間42分18秒 平均速度20.8km/h 最高速度64.9km/h 平均心拍数156bpm 最高心拍185bpm 平均ケイデンス77rpm 最高ケイデンス160rpm 平均パワー162w 最大パワー531w 獲得標高1417m 消費カロリー1451kcal TSS222.2 運動量1425kj

<富士スバルライン ヒルクライムデーター>
走行距離23.48km 走行時間1時間37分05秒 平均速度14.5km/h 最高速度41.2km/h 平均心拍173bpm 最高心拍数185bpm 平均ケイデンス78rpm 最高ケイデンス113rpm 平均パワー200w 最高パワー353w 獲得標高1207m 消費カロリー1164Kcal



結構、失速していた(3~4合目、山岳賞区間、奥庭、ラスボス)のですが、そこそこタイムが出ていました。
レー3とレーゼロでは、ペダリングが違うので、慣れるまで戸惑うところがあるのですが、今回はしっくりしていましたね。
悪天候の中で97分台ならOKかな?そうそう、多くの人が心配していたう回路。。。
202105015_n.jpg

いちばん速度が伸びてほしい平坦路終盤にあり、シケイン的に存在しています。
勾配は少ないものの、ヒルクライムのペダリングから平坦のペダリングに変わり、逝きかけた足にトドメをを指しに来ます。
もちろん減速しますので、ラスボス(最後の急勾配)は今まで以上のキツさになるでしょう。
標高2300m、酸素が薄い中でのダンシングは出来て1回か2回、回復速度も遅いので、どこでダンシングをかけるか?シッティングでどこまで粘るか?ポイントになるでしょうね。
ちなみに距離も100mほど長くなりそうです。

こうして悪天候の中、無事に終了しましたが、なんと!12時20分から降雪の為通行止!
13時に1合目下から先の通行止になり、走行中の方々は強制下山になったと思います。
本当に読み通りとなった富士ヒル練習、なんとか5合目まで上がれてよかったです。

今回の装備、防寒用品(ウィンタージャケット、アーム&レッグカバー、ウィンターグローブ、、ウィンドブレーカー、インナー、シューズカバー)、雨具(レインスーツ。ソックスバンド)、エネルギーゼリー、その他 (以上をデイバックに入れて走行)
ヒルクライム中は夏用ジャージ、ビブパンツのいつものスタイル。。。

明日はロードバイクメンテ・・パワーメーターが電池切れ寸前なので、センサーの電池も交換します。

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